暗号通貨を所有する4つのメリット
こんにちは、ケンです。
暗号通貨という言葉は最近だと当たり前のように
聞くようになりましたね。
今回は暗号通貨とはどのようなものなのか
そしてどのような特徴があるのか、
また、暗号通貨を所有することの4つのメリットをコラムにします。
<暗号通貨の2つの特徴>
暗号通貨には大きく分けて2つの特徴があります。
中央集権型ではない通貨であることと、
ブロックチェーン技術を採用していることです。
こちらに関して詳しく説明していきます。
<暗号通貨には中央銀行が存在しない>
世の中に流通している通貨の大部分は、
発行元の政府あるいは中央銀行がその価値を保証しています。
例えば、日本円の10,000円であれば、
紙にインクで印刷した一万円札に対して、
「この紙幣に10,000円の価値があることを日本政府が保証する」
というお墨付きを与えています。
国家の裏付けがあるからこそ、
一万円札は10,000円という経済的価値のある貨幣として
流通しているのです。 ところが、暗号通貨にはそうした国や
金融機関による保証がありません。にもかかわらず、
代表的な暗号通貨であるビットコイン(BTC)は、
2020年10月現在、日本円にして1単位あたり約120万円
という価値を持っています。 これは、ビットコイン(BTC)
の価値を認める人々がそれだけいるということなのですが、
その価値にふさわしい信頼性を持っている
ということの表れでもあります。
国や金融機関の保証のない暗号通貨が、
なぜそれほどの信頼を得て、多くの人々から価値を
認められているのでしょうか? その理由のひとつは、
暗号通貨ならではの分散管理の仕組みが関係します。
<分散型管理の絶大な信頼性>
従来の金融システムは中央集権的です。
例えば、銀行であれば現金は大金庫に収められ、
顧客の預金情報はセキュリティをかけたサーバーに
保存されます。もしも天才的な泥棒やハッカーが
現れて、大金庫が破られたり、預金情報が
改ざんされたりしたら、どうすることもできません。
実際にはそこまで単純ではありませんが、
現金でも情報でも、それを保管している場所や
システムが破壊されれば、再起不能に陥ることもあります。
ですが暗号通貨の場合、現金は存在しませんので
大金庫を設備する必要ありません。
売買取引の情報や、誰がどれほどの暗号通貨を
持っているかという情報も、ネットワークに接続された
不特定多数の端末に分散して記録され、共有されています。
その一部を改ざんしても、ほかの端末に記録された
情報と照合すれば、データを書き換えたことが
すぐにわかります。暗号通貨のデータを
不正に改ざんしようとすると、ネットに接続されている
膨大な数の端末に侵入し、すべてのデータを
書き換えなくてはなりません。それが現実的ではないことは
明らかでしょう。暗号通貨はこうした仕組みの上に
構築されているために、非常に高い信頼性を実現しているのです。
<暗号通貨の4つのメリット>
そして暗号通貨には、従来の円やドルといった
現実の法定通貨を使う以上のメリットがあります。
そこで暗号通貨の持つ優れた4つのメリットについて、
初心者の方にもわかりやすく解説します。
<手数料が安い>
暗号通貨の各種手数料は法定通貨より安いです。
現金をベースにした金融システムでは、
預金者の引き出しに備えて多額の現金を用意する必要があり、
金庫やATM、各支店などの設備が必要です。
そのため各種手数料が割高になってしまいますが、
暗号通貨ではそれらの設備が不要であるため、
手数料を格安にできます。
海外送金の場合、一般の銀行が数千円程度の
送金手数料や為替手数料などが必要であるのに対して、
暗号通貨なら数百円の手数料のみで済みます。
<銀行を通さず、スピード送金ができる>
スピーディーに送金できるのも、暗号通貨のメリットです。
相手が個人でも企業でも、送金先の情報を送ってもらい、
取引所を介して送金額を入力するだけで、
相手先に送金ができます。 銀行振込の場合
、時間帯によっては翌日の着金になることがありますが、
暗号通貨は相手先に直接送金するため、
例えばビットコイン(BTC)の場合は、数十分で送ることができます。
<少額から投資できる>
暗号通貨は数百円から少額投資できます。
暗号通貨は、需要と供給のバランスによって
常に市場価値が変動しているため、投資対象にもなっています。
さまざまな暗号通貨がいくつもの取引所で売買されていますが、
その多くは最低取引価格が低く、数百円から投資することができます。
<24時間いつでも取引できる>
暗号通貨の取引は、24時間365日取引ができます。
証券取引所での株式などの取引は、基本的に
平日昼間だけしかできません。外国為替証拠金の取引も
日曜は休みというのが一般的です。 暗号通貨の取引は、
24時間365日、休むことなく取引ができます。
平日は仕事に行き、夜だけ取引をしたり、
あるいは週末を取引の時間にあてたりという投資の仕方も、
暗号通貨なら可能です。
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